バイクのツーリングでは生活圏を抜け出して自由に目的地を決めることができます。
しかし、初めての場所へ行ったり、夢中でライディングを楽しんでいると道に迷うこともあります。
自動車であれば同乗者に道案内を頼ることもできますが、バイクでの移動では基本的に自身でルートを決めて、確認しながら進むことになります。
地図を見ながらのツーリングも奥深いですが、ライディング中は両手両足での操作が必要で、且つ運転に集中していれば、いつの間にかルートから外れて目的地まで遠回りとなるばかりか、未舗装路、崖などの危険なルートを進んでしまうことにもつながります。
自動車同様に、道に迷わず目的地にたどり着くにはナビゲーションが役立ちます。
本記事ではバイク用のナビゲーションとして求められる機能と、選び方、おすすめの機種について紹介します。
ナビゲーションがあることのメリット

- 目的地までの予想到着時間がわかる
- 自分自身が今どこにいるかがわかる。
- 今走っている道路の先の様子が把握できる。
- インカム、スマートフォンと連携することで通話や通知、音楽の操作ができる
バイク用のナビゲーションに欲しい機能
① グローブを着けたままで操作できるか?
カーナビゲーションシステム同様に基本的にはタッチパネル操作となりますが、バイクの場合はライダーはグローブを着用していますので、脱着せずにグローブのままタッチパネルを操作できる機種を選ぶことで利便性が高まります。
② 防水機能があるか
基本的には風雨にさらされての使用となるため、防水性能も要求されます。
過剰な性能は必要ありませんが、バイク用のナビゲーションとして必要な防水レベルは、IPX5以上が望ましいです。
③ Bluetooth連携
Bluetooth接続の機能があるとさらに便利に使用できます。
Bluetooth対応のインカムとペアリングすることで、音声案内を聞くことが出来ます。
またスマートフォンとの連携により、通話や音楽を聴くことができます。
⓸バッテリー容量
電源から電力を供給すれば使用時間を気にすることなく使用できますが、一方で供給のための配線が必要になり、車種によっては外観を損ねてしまいます。
バッテリーを内蔵した機種であれば、電源からの供給がなくとも装着するだけで使用できます。
バッテリーで4~5時間程度できるものであれば、休憩時などにこまめに節電、充電することで、ほぼ一日中使用することができます。
おすすめのバイク用ナビゲーション2機種
本記事で紹介したバイク用ナビゲーションの機能と選び方に対応する、おすすめの2機種を紹介します。
購入の参考になれば幸いです。
利用頻度が少ない場合や天候の悪い日はバイクに乗らないのであれば、スマートフォンのアプリを利用してナビゲーションの代わりにすることも可能です。
しかし、振動に弱かったり、落としてしまってスマートフォン本体やデータを損傷する可能性もあります。
マウント方法など工夫して、しっかりと車体に取り付けて使用してください。