
私がバイクと出会った経緯について紹介します。
『一歩を踏み出せず』を繰り返していた私が、どのようにして行動を起こし、
マンネリ化した生活を脱却する『趣味』と出会えたのかを記します。
似た状況の方の参考になれば幸いです。
『無趣味』でマンネリ化した生活

プロフィールにも記したように、当時の私は普通の進学校卒業後、普通の工業大学へ進学し、普通の製造業へ就職していて、毎日をなんとなく過ごしていました。
お金を使うのは飲み会とか煙草だけで、貯金は微増するも・・・何のために日々を過ごしているのかわからないマンネリ化した生活を送っていました。
特に打ち込めるものもなく、いわゆる『無趣味』の状態で、何かに瞬間的に興味がわいても、肝心の行動が起こせないまま自然に熱が冷めていました。
マンネリからの脱却
ある時からこの自分自身の『マンネリ』をなんとかせねばと思うようになりました。
打ち込むものが欲しいと考えるようになったのです。
それまでも何事にも興味が湧かなかったわけではありません。
『いいかも』、『楽しそう』という気持ちが『やってみよう』にならなかったのです。
『読書』とか『映画鑑賞』のようにそれを趣味としない人でも体験できるものではなく、ハードルを越えた先にある『少し大胆な趣味に挑戦したい』と思うようになりました。
行動をおこす

そんな時に会社の先輩がバイクの免許を取ってバイクを購入し、見せてもらう機会がありました。
・・・なんかいいな行動してる・・・楽しそう・・・
いつもここで止まってしまっていました。『やってみよう』までいけない状態です。
今回もいつも通りに衝動が収まって終わるかと思っていましたが・・・
気持ちが急変し、行動を起こすきっかけがあったのです。
以前から会社の駐輪場には、なぜか小さな競技用モトクロスが置かれており、(どこかで拾ってきたような80㏄位のボロボロなバイクでした)ある時、簡単に操作方法を教わって(といっても『押しがけ』必須)敷地内を走らせてもらいました。
・・・風が気持ちいい。
これが一番の印象でした。
体に何の負担もなくどんどん進みます。(自転車でずっと下り坂を走る感覚?)
・・・構内を一周まわって戻ってきたときには決心できていました。
『バイクの免許をとって自分のバイクを買おう』
マンネリ脱却のスタートが切れた瞬間でした。

行動を起こして感じたこと
このような経緯で、いつも肝心な『行動』起こせずにいた私が、『挑戦』する気持ちを湧き起こし、免許を取得、のちにバイクを購入し、『バイクに乗る』を趣味とすることができたのです。
今回成功できた理由として大きかったのは『体験』ができたことだったと思います。
『いいなぁ』、『羨ましい』など、いくら心で思っていても、所詮、やったことがない人による、『想像』レベルにしかないのです。
『体験』することで初めて想像の殻みたいなものが、所詮は『殻』だったと気づきます。
私にとっては『バイクに乗ること』が趣味となりましたが、他のどんなものでも同じだと思います。
『いいかも』と思ったら、とりあえず体験してみる。
体験することで『想像』を超えたところが理解できますし、そこで『より興味が湧く』のか、『こんなものかと見切りをつける』のか、分岐とすればよいと思います。
この記事を読んでいただいた皆さんも『想像』にとどまらず『体験』をしてみてください。
『素敵な趣味』に出会えることを祈っています。
